貴方に魅せられて2
玄関に入るなり、私は押し倒され
強引にキスされ、乱暴に扱われた。



「翔平さん!やめて!」


抵抗しようとしても
力の強い翔平さんに敵うわけもない。





私は泣きじゃくっていた。



「やめて…」



ピタッと翔平さんの動きが止まり
我に返り私から離れた。



「…麻衣…ごめん。」




今まで
私を抑えつけていた手の力が緩む。



私は泣きながら
今日買ったプレゼントを
翔平さんに投げつけた。




「ばか。」




乱れた衣服を手早く直し
家を飛び出した。
< 222 / 247 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop