貴方に魅せられて2
「そうなんだ…」

私は護ちゃんの話に夢中だった。

「でも、麻衣ちゃんは
金に目がくらんだ
女になるなんてありえないよ。

あの2人の子供だ。
お金が溢れるほどなくたって
幸せな家庭が築けること
知っているんだから。」

護ちゃんは自信たっぷりだった。
嬉しかった。
私はお堅いってよく言われるけど
これでいいんだ…
そう思えた。
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