貴方に魅せられて2
「そんなにはしゃいで
そんなにオシャレして
誰に見せるつもり?」

意地悪い笑顔を浮かべる。

「そんなの
翔平さんに見せるため…」

「ふっ…
知ってる。」

そう言って私に覆いかぶさって
優しいキスを落とす。

首や耳にキスをして行く翔平さん…

「ほ…ほら、いこ?」

私はぐっと翔平さんの胸を両手で押し
体を離す。
翔平さんは少し
名残惜しそうな表情を見せて

「…仕方ねぇ行くか。」

そう言ってリムジンを呼んでくれた。
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