貴方に魅せられて2
「麻衣は俺を
他の女と行ったようなレストランに
連れて行くような男だと
思ってるわけ?」

片手で頬杖をつきながら
私の顔を覗き込む。

うわ…すごいカッコイイ…
なんて思ってしまう私が悔しい。

「俺は自分がされて嫌なことは
しねぇよ。
俺は
麻衣が他の男と飯食ったような場所
行きたくねーもん。」

そう言われて少し嬉しくなる。

「ここは親父の関連会社が
経営してる店。
ちなみに、前に
麻衣とランチしたレストランもそう。
納得した?」
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