貴方に魅せられて2
「そういえば…」

翔平さんが私の手元を見て言う。

「このブレスレットどうした?
昨日から付けてるな?
これ、ブランドもんだろ?」

翔平さんは指先で
ブレスレットを弄びながら
ちょっと怒った口調で言った。

「アクセサリーは
俺のあげたネックレスしか
ずっとしてなかったろ?」

「もしかして、なんか疑ってる?」

私はちょっと
イタズラ心に火がついた。
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