貴方に魅せられて2
護ちゃんは私の頭を撫でながら

「海外は延期になったんだ。
日本の仕事がまだ残っていてね。」

「しばらく、ここにいてもいい…?」

私のカバンから少し飛び出していた
遺影に気づいた護ちゃんは
それを取り出して棚に置いた。


「あぁ…3人でここにいなさい。」

そう優しく言ってくれた。
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