三周年記念小説
第二話∫お帰り
〈亮太視点〉
ぴったり一ヶ月後、
恵太は帰って来た。
「ただいま……」
語尾が小さくなるのを
聞いて俺はその唇を
自分のそれで塞いだ。
「ふぅ〜んん
ア、アニキ……
胡桃たちも居るのに」
今更、そんなこと
気にしなくていいのに。
『私たちは向こうに居るから
終わった頃に呼んでね』
あえて“何を”とは
言わなかった胡桃は
文也を連れてキッチンへ行った。
「ほら、寝室に行くぞ」
歩き出した
俺の後ろを着いてくる。
ガチャっと寝室の鍵をかけ
恵太をベッドへ押し倒し
上に乗り、さっきよりも
深いキスをする。
「亮……」
久しぶりに
名前で呼ばれたなぁ。
「今日は優しくなんて
してやらないから覚悟しとけよ」
服を脱がせながら
自分も手早く脱いだ。
「キスだけでこんなにして
男とするのは久しぶりか?」
反応を見れば
わかるが
意地悪く聞いてみる。
コクコクと頷くのを見て
優越感が湧いた。
後孔に何も付けずに
人差し指を一本挿してみる。
「ぃ゛っ」
久しぶりのソコは
指一本でも痛いみたいだが
構わず奥へと突き立てる。
「ぁ゛、りょう……
痛い、抜いて……」
その申し出を
聞き入れずに
前立腺を擦ると
痛みに苦しむ声から
快楽の声に変わっていく。
「ゃ、ぁ、」
それを聞き逃すことなく
指を二本に増やす。
「ぁ……ぁ……
ダメェ……」
口ではダメと言いながらも
恵太は今にもイキそうだ。
「一回イっとけよ」
何時もの如く
耳元で少し低音で囁く。
「ぁぁぁ……り……ょ……う」
俺の名前を呼びながら
イった恵太に満足し、
指を抜くと同時に
恵太の中に俺のモノを
容赦なく挿(い)れた。
ぴったり一ヶ月後、
恵太は帰って来た。
「ただいま……」
語尾が小さくなるのを
聞いて俺はその唇を
自分のそれで塞いだ。
「ふぅ〜んん
ア、アニキ……
胡桃たちも居るのに」
今更、そんなこと
気にしなくていいのに。
『私たちは向こうに居るから
終わった頃に呼んでね』
あえて“何を”とは
言わなかった胡桃は
文也を連れてキッチンへ行った。
「ほら、寝室に行くぞ」
歩き出した
俺の後ろを着いてくる。
ガチャっと寝室の鍵をかけ
恵太をベッドへ押し倒し
上に乗り、さっきよりも
深いキスをする。
「亮……」
久しぶりに
名前で呼ばれたなぁ。
「今日は優しくなんて
してやらないから覚悟しとけよ」
服を脱がせながら
自分も手早く脱いだ。
「キスだけでこんなにして
男とするのは久しぶりか?」
反応を見れば
わかるが
意地悪く聞いてみる。
コクコクと頷くのを見て
優越感が湧いた。
後孔に何も付けずに
人差し指を一本挿してみる。
「ぃ゛っ」
久しぶりのソコは
指一本でも痛いみたいだが
構わず奥へと突き立てる。
「ぁ゛、りょう……
痛い、抜いて……」
その申し出を
聞き入れずに
前立腺を擦ると
痛みに苦しむ声から
快楽の声に変わっていく。
「ゃ、ぁ、」
それを聞き逃すことなく
指を二本に増やす。
「ぁ……ぁ……
ダメェ……」
口ではダメと言いながらも
恵太は今にもイキそうだ。
「一回イっとけよ」
何時もの如く
耳元で少し低音で囁く。
「ぁぁぁ……り……ょ……う」
俺の名前を呼びながら
イった恵太に満足し、
指を抜くと同時に
恵太の中に俺のモノを
容赦なく挿(い)れた。