★甘えん坊な彼★~夢璃争奪戦~
波乱なデートの幕開け
今日は、バッチリ七時に起きた。
夢璃を九時に迎えに行く。
「ちゃんと、準備しといてよ?」
俺が言う。
「分かってますー。」
兄ちゃんは、答える。
兄ちゃんが昨日、選んでくれた服を着た。
これ、似合ってんのっ!?
「おかしくない?」
「似合ってるって♪
良い男は、何でも似合うのよんっ♪」
なんて、兄ちゃんが言う。
…そうですか。
まぁ、兄ちゃんが言うならいいけど…。
それから、朝食を食べていた。
「早く、九時になんないかなー。」
「俺も、久しぶりに夢璃に会いたい!
絶対、可愛くなってるよなっ!」
兄ちゃんが言う。
「そういうの止めて。
夢璃は、俺のだから!」
俺が言った。