★甘えん坊な彼★~夢璃争奪戦~
「おまっ…!夢璃に何してんだよっ!」
智希が言う。
けど、そんなの完全無視に
「夢璃ちゃんー!一緒食べようよっ!」
愁君が私に抱きつきながら、駄々をこね始める。
「愁君もいいー?」
私は、聞いた。
「別に、私はいいわよっ!」
遥香は、ニッコリ言う。
けど、問題はこの人だ。
「夢璃、コイツと食べるってまじで言ってんのかよっ!?
俺、却下却下っ!!」
智希は、手で大きなバツを作り首を振りまくっている。
やっぱり…。
「じゃぁ、いいって言ってくれたし、早く行こー!」
そこ、完全無視ね………。