★甘えん坊な彼★~夢璃争奪戦~
――夢璃――

お兄ちゃんの声が聞こえる。

うるさい。


「う~ん。」

まだ、眠い…。

私は、目をこすった。

「可愛い…!
まだ寝てていいよ。」

…いや。そんなわけには。

「遊園地!」

そう言って私は、起きた。

「かーわーいーいー!」

愁君が抱きついてきた。

もう、目が覚めた。

「ねぇ。着きましたけど。」

お兄ちゃんが言う。

「うんっ。降りるっ!
ありがとうございました。」

私は、愁君と車から降りた。


お兄ちゃんは、
クラクションを鳴らして帰って行った。





やっと来ました。

遊園地ー♪

< 115 / 229 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop