★甘えん坊な彼★~夢璃争奪戦~
「そうですよっ!
夢璃といいムードだったのに、邪魔しないで下さいっ!」
遥香の意見にのっかる愁君。
「俺が、夢璃といいムードなんだよっ!」
智希がムキになって言った。
「どこがだよ。」
そう言って、愁君があっかんべーする。
「お前は、何歳だっ!?
精神年齢が、低いのか?」
智希が言う。
「夢璃は、精神年齢が低い方がタイプなんです。」
そんな事、一言も言ってないからね…。
「夢璃は、俺がタイプなんだよっ!」
智希が言った。
…それも、違うかなー…。
「ないないっ!死んでもない!」
愁君が、馬鹿にしたように言う。