★甘えん坊な彼★~夢璃争奪戦~
――愁二――
「はぁ…。」
最悪だ。
「何、さっきから
ため息ばっかついてんだよ。」
弘史が言った。
今、六時間目の終わり。
あんな事言わなきゃよかった。
「俺、馬鹿だ…。」
俺は言った。
「そうかそうか。
ってか、
あれはどうなったんだよ、あれは。」
完全流したなコイツ…。
「俺の話ちゃんと聞いてよね!」
「聞くから、言ってよ。」
弘史が言った。
「なんか、冷たっ!」
「えっ…?
いつもどおりなんだけど…!?」
「…俺さ、夢璃好き。」
「……いきなりだな、おい。
何があったんだよ。」
「もう、いいしっ!」
俺は言った。
「どっちだよ……。」
「はぁ…。」
最悪だ。
「何、さっきから
ため息ばっかついてんだよ。」
弘史が言った。
今、六時間目の終わり。
あんな事言わなきゃよかった。
「俺、馬鹿だ…。」
俺は言った。
「そうかそうか。
ってか、
あれはどうなったんだよ、あれは。」
完全流したなコイツ…。
「俺の話ちゃんと聞いてよね!」
「聞くから、言ってよ。」
弘史が言った。
「なんか、冷たっ!」
「えっ…?
いつもどおりなんだけど…!?」
「…俺さ、夢璃好き。」
「……いきなりだな、おい。
何があったんだよ。」
「もう、いいしっ!」
俺は言った。
「どっちだよ……。」