★甘えん坊な彼★~夢璃争奪戦~
助けを求めようと、祐璃を見た。

すると、祐璃が手を払ってくれた。

「いって!」

男が言った。


「馬鹿、行くよー。」

祐璃が言った。

祐璃を見ると先に歩きだしていた。

「祐璃のせいじゃん。」

私はそう言って、走った。

「あいつら、しつこいよな。」

「あんな人達と
あんまり関わらない方がいいよ…。」

「関わらないですんだら、
関わってないっ!」

祐璃が言った。

「あんな人、
彼女に連れて来ないでね…。」

「はいはい。」


結局、溶けたアイスを食べながら

そんな会話をして帰ってきた。

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