★甘えん坊な彼★~夢璃争奪戦~
――夢璃――
昨日は、ぐっすり眠れるわけもなく…。
でも、準備バッチリだ。
――ピーンポーン
「…来た。」
私が言った。
――ガチャっ
「おぉっ。早くね?」
戒斗が言った。
「今日の夢璃は、違うんだよ!」
私は言った。
「あ…、そう。おはよ。」
「おはよー。」
私は言った。
「鞄とって来いよ。」
「うん。」
私は鞄をとって、家を出た。
昨日の帰りから、
戒斗との距離が縮まった気がする。
仲良くなれたっていうか…。
朝も、戒斗といっぱい喋って
教室に向かった。
…愁君に会わなくて良かった。
私は、そう思っていた。
愁君が見てたとも知らずに。
昨日は、ぐっすり眠れるわけもなく…。
でも、準備バッチリだ。
――ピーンポーン
「…来た。」
私が言った。
――ガチャっ
「おぉっ。早くね?」
戒斗が言った。
「今日の夢璃は、違うんだよ!」
私は言った。
「あ…、そう。おはよ。」
「おはよー。」
私は言った。
「鞄とって来いよ。」
「うん。」
私は鞄をとって、家を出た。
昨日の帰りから、
戒斗との距離が縮まった気がする。
仲良くなれたっていうか…。
朝も、戒斗といっぱい喋って
教室に向かった。
…愁君に会わなくて良かった。
私は、そう思っていた。
愁君が見てたとも知らずに。