★甘えん坊な彼★~夢璃争奪戦~
素直に。
――夢璃――
目が覚めた。
私、何してるんだっけ?
「あぁ…。」
体育の時間に倒れたんだった。
頭に氷がのせられてる。
朝から、頭痛いし足が重いと思った…。
誰が運んでくれたんだろう?
愁君だったりなー。
「そんなはずないよね。はぁー…。」
愁君が、来てくれないかな…なんて思っていた。
そんな時‥‥、
――ガラっ
ドアが開いた。
反射的に毛布にもっぐた。
「夢璃。」
…愁君だ。
けど、毛布から出る事ができなかった。
「起きてないの?」
起きてるよ…。
起きてるけど、どんな顔をすればいいか分からなかった。
目が覚めた。
私、何してるんだっけ?
「あぁ…。」
体育の時間に倒れたんだった。
頭に氷がのせられてる。
朝から、頭痛いし足が重いと思った…。
誰が運んでくれたんだろう?
愁君だったりなー。
「そんなはずないよね。はぁー…。」
愁君が、来てくれないかな…なんて思っていた。
そんな時‥‥、
――ガラっ
ドアが開いた。
反射的に毛布にもっぐた。
「夢璃。」
…愁君だ。
けど、毛布から出る事ができなかった。
「起きてないの?」
起きてるよ…。
起きてるけど、どんな顔をすればいいか分からなかった。