★甘えん坊な彼★～夢璃争奪戦～

「好きなのかよ。

ま、夢璃って呼んでんのは、夢璃から承知もらってるし。

ってか、なんでお前にそんな事聞かれなきゃいけねぇんだよっ！？」


「そりゃ俺、夢璃の彼氏だし？

そういう事分かってた方が、
いい感じだしっ？」

コイツ何、言ってんだ。


「智希の妄想だから、気にしないで。」

小山が言った。

「当たり前だよな。

夢璃がこんなバカと、付き合うはずねぇよなっ。」


「そうそう。
夢璃が、こんなバカと付き合うはずがないわっ！」

小山は、笑顔で頷いている。


「ひどっ！

そんな事言って…、俺が夢璃と付き合う事になっても、びっくりすんなよ！？」

桐谷が言った。


「言っとけば。一生ないから。」

小山が言う。


この２人コントしてるみたいだな。