★甘えん坊な彼★~夢璃争奪戦~
――夢璃――

あれから、愁君と喋りながら帰ってきた。

教室に戻ると遥香が、なんかあった!?
と聞いてきた。


「なんかあったにジュース1本っ♪」

「なんにもなかったにお菓子五百円分っ!」

「教えないに昼飯ー!」


いきなり賭けを始めちゃったよ…。


「えぇー。教えないっ。」

意味深にあったような、なかったように答えた。

実際は合ったんだけど、言うと物凄く面倒くさくなりそうだから。


「えぇー!?何よそれー!」

遥香が言った。

「なんだよっ!なんかあったのかっ!?」

智希が言う。

「よっしゃー!俺に昼飯奢れよっ!」

戒斗が喜ぶ。

「…教えてよっ♪」

遥香がねだる。

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