★甘えん坊な彼★~夢璃争奪戦~
「親友のお前でも、良い所が思い浮かばないって事はさ…。
きっと俺に良い所が無いんだよ。」
弘史が言った。
「…うん、そんな事無いって!
ほら、有りすぎてっ…!
何から言えばいいかっ!」
俺が必死に言う。
「……はぁー…!」
…大きな溜め息をつかれた。
「…………席着こ~♪」
笑いでごまかしつつ、席に戻った。
「お前酷すぎっ!」
弘史が叫んだ。
俺は、こういう奴なんです。
許してください。