未来からの贈り物
莉奈「(ペコリ)近藤莉奈………。
莉奈って呼んで下さい………」
左之「可愛いなぁ〜……天女は皆美しいのか?」
莉奈「さぁ……私も知りません」
新八「年は幾つだ?」
莉奈「…………………二十歳です」
総司「天女にも名字があるのですね?しかも……近藤さんとか……」
莉奈「だから……天女の話は………」
知らないですと言おうとしたら土方が遮った
土方「お前ら……少しは配慮しろよ。莉奈は怯えてるんだ」
幹部「スミマセン………」
平助「天界に帰りたいか?」
ゴンッ!
土方「っっっ!!!今配慮しろと言っただろっっっ!!!」
莉奈「(ビクッ!)た……叩かないで!やめて……お願い……(ガクガク)」
土方「…………………。分かった。悪かった……」
左之「何があったんだぁ?何でそんなに顔殴られてる……」
全「っっっ!!!」
土方「(プルプルプルプル)まぁ…それは莉奈の精神が落ち着いたら……」
新八「女の顔を殴るなんざ最低な野郎だな!」
莉奈「っっっ!!!(ガクガクガクガク)」
土方「(プルプルプルプル)新八……だからそれは今聞く事じゃねぇ……」
平助「ヤられたのか?」
莉奈「(ガクガクガクガクガクガク)やめて……やだ………」ポロポロポロポロ
土方「…………………。さぁ……出てってくれ」
幹部達を丁重に廊下に出し、襖を閉めた
ゴンッ!ゴンッ!ゴンッ!ゴンッ!ゴンッ!
土方「あいつが怯えてるのは男にだっっっ!!! 配慮しろと言ったのに……!
何考えてんだっっっ!!!」
左之「やっぱり……ヤられたんだな?」
土方「いや……。今はまだ聴かねぇ。
まぁ十中八九そうだろうな……。
此処は男所帯だ………。早く傷を癒さないと心がいかれちまうだろう!!
お前らがえぐってどうすんだ!馬鹿者!」
幹部「スミマセン………」
土方「…………………ったく!!!
たまには頭使えっっ!!愚か者っ!」
総司「それは流石に言い過ぎですよ!」
土方「黙れっっっ!!! 頼むから死ぬまで口閉じててくれ」
そう吐き捨て部屋に戻った土方
左之「飯っっっ!!!取ってくる!」