未来からの贈り物
御所
御所に着き、先ずは侍女の紹介。
美菜21歳 華20歳 時20歳
美菜と同じ年だ。
三人とも人懐っこく、美しい。
時は少しポッチャリだが……可愛らしい
莉奈「宜しく!仲良くやろうね!」
三人「はい!」
莉奈「あぁ〜。ダメダメ。友達に敬語は使わない!」
美菜「いけません!慶喜様に叱られます」
莉奈「叱られたら私がシバく!!!」
三人「っっっ!!!」
時「本当に天女様ですか?」
華「大分予想に反しております」
莉奈「人間だよ?でも、何故か飛べるし、何故か先が読める………」
美菜「それを天女様と言うのでは……」
莉奈「人間です!敬語は禁止!それから……莉奈って呼んでね?」
三人「っっっ!!!なりませぬっ!」
莉奈「あぁ?何で」
美菜「天女様の名前を呼ぶなんて……滅相もございませぬ………」
莉奈「お前らもシバくぞ………」
三人「っっっ!!!どうかお許しを!」
莉奈「私が良いって行ってんだから良いの!分かった? ね?慶喜」
慶喜は眉間に皺を寄せている
莉奈「良いよねっっっ???」
慶喜「この屋敷だけなら………」
莉奈「もう一度聞きますね?良いよね?」
慶喜「あ……………あぁ…………。」
莉奈「ね?慶喜は寛大なお方でしょ?」
慶喜は片眉を釣り上げて怒りを抑える
莉奈「美菜、華、時。宜しくね」
三人「はいっっっ!!!」
莉奈「……………………………。
敬語は禁止………。」ジト
莉奈「宜しくね?」
三人「…………………うん……」
慶喜「あまり侍女を虐めるな。お前らは莉奈から片時も離れるな…。良いな?」
莉奈「はぁ〜〜〜〜〜〜?お風呂や厠は…………………」
慶喜「莉奈の体を洗ったり拭いたりするだろ」
莉奈「お風呂位ゆっくり入らせてよ!お風呂と厠は禁止っっっ!!!」
慶喜「お前は天女何だぞ?姫なんだぞ?取り敢えず、着替えさせろ。髪も結い、化粧しろ。終わったら俺の部屋へ来い」
三人「はい」
莉奈「着物位自分で着れる!!!」
慶喜「無理だろうな…………」
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