未来からの贈り物




莉奈「側室なら幾らでも抱えられるでしょう!!!」


慶喜「お前は別格だ。その綺麗な髪色。瞳。胸。しなやかな体」


慶喜は莉奈の首筋を撫でる


莉奈「(ビクッ!)…………………。
見てください……見事な鳥肌……。」


慶喜「……………………………。
(プルプルプルプル)ふざけるな!!」


莉奈「私は嫌なんですっっっ!!!」


慶喜「やってみないと分からんだろ!」


莉奈「汚いっっっ!!! 黙れっ!」


慶喜「ほぅ…………」ニタッ!


慶喜は莉奈を組み敷いた


kissをして舌を捻じ込ませた


ガリッ!


莉奈「それ以上触れたらこの先に起こることは何も言わない」


慶喜はゆっくり起き上がり莉奈を抱き締めた


慶喜「俺は人間だ。痛いだろう」


莉奈「私も人間です」


慶喜「抱かせろ」


莉奈「気持ち悪いっっっ!!!」


慶喜「よしっ!やる!」


首筋に舌を這わせる慶喜


莉奈は小刀を抜き慶喜の首に這わせた


莉奈「新撰組に帰りますよ?」


慶喜「分かった。懐刀を納めろ。時をかけてゆっくりと………」


莉奈「もう良い………。天に帰る」


慶喜「ならぬっっっ!!!」


莉奈「じゃあ離れて莉奈の間から立ち去るが良い」


慶喜「……………………………。
随分と偉くなったもんだな………。」


莉奈「莉奈様だからな………。」


慶喜「ばばぁ。良いか?良く聞けよ?」


莉奈「まずばばぁじゃなくて莉奈様ですし………」


慶喜「確かにばばぁは天女だが……」


莉奈「ばばぁじゃないし!天女じゃないし!まず人の話を聞いてくれ!」


慶喜「俺はいつでも皆の話を聞いて疲れ果ててるんだ。ばばぁは俺の懐刀。故にばばぁは俺の話を聞く。良いな?」


莉奈「奥様か側室様にお願いします」


慶喜「彼女らは子を産む女に過ぎない。ばばぁは俺の懐刀だと言っただろ?望むなら俺の子を産んでも構わない。妻は決められた女だしな」



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