未来からの贈り物
新八「すげぇな……姫じゃねぇか!」
莉奈「甘んじて…………………。
左から美菜、華、時」
三人「莉奈様のお世話をさせて頂いております」ペコリ
左之「美菜か……。可愛いな」
新八「華が可愛い」
平助「美菜だな……」
一「華だな」
時が……時が……可哀想じゃない!!!
莉奈「私の友達に唾つけないで。」
総司「侍女って言ってたけど…」
莉奈「人類皆友達」
土方「規模がデカイな……相変わらず」
莉奈「アメリカ、フランス、イギリス、オランダと戦いに行くけど、新撰組はどうする?」
土方「人の話を聞かないのも相変わらずだ…………………。」
近藤「外国と…戦」
慶喜「莉奈がやるって聞かないんだ。
戦場は下関」
幹部「っっっ!!!長州じゃねぇか?」
莉奈「本来なら幕府軍は下関戦争には出ないんだけど、内戦をするなら、本当の敵は何か……知って欲しいの。
十割負け戦ですけど……諸外国がどれだけ強く、日本が弱いか見て見たくない?
しかも、戦術は銃と大砲。刀はない。
史実にないから、本当に死ぬかもしれない。 どうする?
あ……その前に長州と蛤御門で戦うからね?」
慶喜「お前……順を追え!!! 御所のが大事だろう!!!」
莉奈「これは圧勝。だから薩摩を失うなって言ったでしょ?」
近藤「どちらも挙兵であれば我々はいつでもお命を捧げる覚悟であります」
慶喜「良かろう。まずは……蛤御門だな?お前らは莉奈と蛤御門を任せる」
土方「莉奈は戦わせないっっっ!!!」
慶喜「俺も牢にぶち込んどくと言ったんだが……抜け出すとな……」
土方「前科があります故……」
慶喜「だからな……仕方なく許した」
総司「剣はもうやらないんじゃなかったの?」
莉奈「今日からまたやる」ニコッ!
総司「死ぬなよ」
莉奈「総司はマスク外さないで」
慶喜「で?蛤御門はいつだ」
莉奈「七月十九日。だから、禁門の変が終わったら直ぐに発つ。慶喜は御所に待機」
慶喜「はぁ?」
莉奈「あんたの本業は禁裏何とか何でしょ?御所から出ちゃダメなんでしょ?」
慶喜「……………………………。
煩いっっっ!!! 何とかする!!!」