未来からの贈り物




莉奈「I cannot be received in audience by the Emperor. It is because there is no status.Please give me time!!! A country is certainly opened to foreign intercourse! Thank you for your consideration!!! Three years -- Please give!(私は天皇に謁見できません。身分がないからです。お願いします!!!必ず開国します!時間を下さい!三年待って下さい!!!)」


頭を深々と下げる莉奈


米兵「If a thing needed is supplied, it will retreat this time.(今回は欲しいものを調達したら退いてやる)」


彼らは港へ付ける為に船へ戻った……。


莉奈「……………………………。」


やばい事になったっっっ!!!


新撰組に戻る機会を失った!!!


しかし、二日早く下関戦争は集結。


莉奈「降伏の条件は天皇から開国の許可を取ること……。」


全「っっっ!!! 天皇は攘夷だ!」


莉奈「……………………………。
船へ戻ります。 失礼します」



ーーーーーーーーーーーー



莉奈はボロボロの甲板で敵の軍艦を見ていた


総司「こんな所にいた」


総司は着ていた羽織りを脱いで莉奈に羽織らせた


莉奈「余計な事をした………」


総司「でも莉奈は攘夷を否定してたじゃない」


莉奈「新撰組に戻れなくなった」


総司「っっっ!!! 何で………」


莉奈「天皇に会うには慶喜にくっ付いてないと…………」


総司「……………………………。」


莉奈「ごめん………………」


総司「待ってるよ。ずっと………」


莉奈「総司が幸せになれないよ。
待っててなんて………言えない……」


総司「良いから……。莉奈は莉奈のやるべきことをして………」


ギューーーーーー


莉奈「はぁ〜〜〜。落ち着く………。」


総司「僕の仕事は莉奈を抱き締める事」


莉奈「ごめん」




< 147 / 519 >

この作品をシェア

pagetop