未来からの贈り物
莉奈「そう。分かった。」
左之「お前はいつも大変だな」ポンポン
莉奈「今回ばかりは……責任感じてる。
連合軍から京や江戸を攻撃されたら日本終わりだからね………」
左之「天女が災いをもたらした!ってな?」
莉奈「はぁ〜〜〜〜〜〜………。そう」
総司「余り虐めないで」
莉奈「いや……事実だから仕方ない」
左之「気にすんな!みんなお前の力を妬んでるだけだ。欲しくて堪らん力をな」
総司「たまにはいい事言いますね?」
左之「失礼な奴だ!!」
莉奈「……………………………。」
総司「大丈夫!!! 新撰組が守るから!!!」
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赤根「何故下関へ来たのですか……」
莉奈「幕府軍に開国が必要だと見せる為です。 それから、強豪四カ国を相手にたった一つの長州藩が迎え討つ……。
格好良いじゃないですか……。
一橋と共に、天皇に開国を願います」
赤根「あなたがやりたい事は何ですか」
莉奈「日本統一。公武合体。開国」
赤根「幕府はもう弱ってる!!!」
莉奈「だから盛り返そうと必死に頑張ってるじゃないですか!」
赤根「何故幕府が必要だと?」
莉奈「では何故長州藩が頂点に必要だと?」
赤根「新しい世を作る為に……」
莉奈「だから……大事な部下を戦に出すのですか?」
赤根「新しい世にする為には改革も必要なんだ!!!」
莉奈「改革と言う物は、改めることで強さを表すものじゃない。長州がやっていることは、報復への報復。何故歩み寄らないのですか」
赤根「幕府がやって来たことは…殺戮ではないか!!!」
莉奈「あなた方は違うと言い切れますか?」
赤根「違うっっっ!!!」
莉奈「では何故武力行使なのです」
赤根「武士だからだ」
莉奈「武士は頭を使えない……と、受け取って宜しいですか?」
近藤「言葉を慎めっっっ!!!」