未来からの贈り物




慶喜は屯所へ向かった


慶喜「沖田ぁーーーーーー!!!」


土方「慶喜殿!!!どうされました」


みんな襦袢姿で現れた。


総司も眠気まなこで現れた


慶喜「沖田……莉奈が来ているか……」


総司「莉奈に何かあったんですか!!」


慶喜「熱が出てるのに馬で出てった」


源さんは手拭いを慶喜に渡した。


総司「莉奈が泣いてるのですねっっっ!!!」


慶喜「……………………………。」


一「莉奈に何があったのですか……」


土方「とりあえず……客間へ……」



……………………………………



源さんがお茶を出した


源「体が冷えておられる……。体を温めて下さい」


慶喜「汗をかいている莉奈を女中が拭いている所、ほとがらを………」


ガタンッ!


総司「っっっ!!!」総司は慶喜の胸ぐらを掴んだ


土方「やめろっっっ!!! 総司は座れっっっ!!!」


総司「莉奈の裸を撮ったんですか……」


土方「熱があるのに雨の中、馬でかけて行ったと………」


左之「あの莉奈が何もせず泣いて出てったのか………」


慶喜「いや……妾を抱いている所を飛び蹴りし、額に一発、玉を握り潰し、頬に一発。股間に膝蹴り一発頂いた」


新八「熱があったのでは………」


慶喜「怒りで我を忘れたのだろう……。
熱もかなり高く、二回も倒れた位だ」


総司「雨はまだ降っています………」


土方「何故……。何故その様な事を…」


慶喜「莉奈を愛してる」


総司「っっっ!!! 莉奈を襲ったのですかっっっ!!!」


慶喜「未遂は何度も………」


総司「っっっ!!!」


幹部たちは眉間に皺を寄せた


スーーーーーー


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