未来からの贈り物
土方「フッ! 可愛すぎるだろ……」
頭を引き寄せ胸に押し付ける
土方「何で総司なんだよ…馬鹿野郎」
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スーーーーーー
総司「(ピキッ!)その看病なら私にも出来ましたけど?」
土方は莉奈の頭を抱き締めたまま眠ってしまった
土方「……………………………。」
総司「離れてください」
土方「……………………………。」
総司「土方さぁ〜〜〜〜〜〜ん」
土方「もう少し………」
総司「いけません!!! 手拭いも落ちてるし……何が看病ですか!!!」
土方「莉奈が寒いって言うから……」
土方は莉奈の額に額を合わせる
総司「手を置いてください。手を!」
土方「ん〜〜〜……。さっきよりは大分良さそうだ」
総司「だから離れて下さい!!!
私の莉奈ですからね? もうじき祝言挙げるんですからね?」
土方「俺も莉奈と祝言挙げたいな」
総司「斬りますよ?」
土方「抱きたいな」
総司「慶喜公と土方さんと張り合う私の身にもなって下さいよっっっ!!!
どれだけ不安になるか分かりますか?」
土方「あぁ…。それはそれは怖いだろうな。因みに、左之、平助、新八、一もまだ惚れてるからな………」
総司「まだ諦めて無いんですか?」
土方「それだけこいつは別格なんだよ」
総司「またお岩さんにしなければなりませんね」
土方「良くなったと言ってもまだ熱は高い。お前も巡察あるから、みんなで交代で看るぞ」
総司「はい。土方さんの看病の仕方なら私一人で十分ですが………」
土方「俺だって始めからこうしてた訳じゃねぇ………」
総司「いつ離れてくれるんですか? 朝稽古まで莉奈と寝ます」
土方「熱あるんだからな?やるなよ?」
総司「あなたと一緒にしないで下さい。看病はありがとう御座いました」
土方は起き上がり部屋を出た
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総司「凄く汗かいてるね」