未来からの贈り物
近藤「(ワナワナワナワナ)莉奈に……触るなぁーーーーーー!!!!!!」
ゴンッ! ゴンッ!
総司「何で私もっっっ!!!」
近藤「お前は触るだけで済んでねぇだろっっっ!!! 歳も出ろっっっ!!!
莉奈は着ろっっっ!!!」
莉奈「……………………………。」
土方「莉奈……起きろ。父上がご立腹だ」
莉奈「っっっ!!! 何でこんな事に!
私は……私は……過ちを……」
土方「あぁ。すまねぇな………お前が仕掛けて来たんだ。俺には断る理由がねぇ」
莉奈「っっっ!!!」
ザーーーーーー
近藤「歳……やめんか」
土方「悪かった………」
莉奈「総司……総司……ごめんなさい…。ごめんなさい……」ガクガクガク
総司「……………………………。」
土方「震えてる。大丈夫かよ……」
莉奈「うぅ……もぅ……やだ……」
近藤「莉奈……大丈夫だ。」
総司「……………………………。
莉奈……愛してる。大丈夫だよ」
土方「俺が……責任取るからな?」
近藤「歳!いい加減にしろ。まず布団から出て莉奈に着替えさせろ」
総司「その間に辞世の句を考えろっっっ!!!」
土方「はいはい。 莉奈……愛してる。着替えろ」
近藤「おぃっっっ!!!」
土方が布団から出ると総司が凄い速さで刀を振り下ろす
土方はダッシュで逃げ出した
近藤「着替えて出て来い」
スーーーーーー
近藤さんが部屋を出ると莉奈は着物に着替えた
泣きながら廊下に出ると、そこには総司が待っていた
莉奈「……………………………。」
総司「……………………………。」
ギューーーーーーー
総司「大丈夫」
莉奈「何で怒らないの!何で叩かないの!何で……何で……責めないの…」
総司「怒って欲しいの?」
莉奈「総司を裏切ったのに何で優しくするのよっっっ!!!」
総司「間違いは起きてませんからね?」
莉奈「はぃ?」
総司「土方さんの悪ふざけですよ」
莉奈「え?」
総司「左之さんと新八が莉奈の裸を見たから追いかけてるうちに、莉奈の布団に潜り込んでたんです」
莉奈「土方さんと……やってない?」
総司「その言い方は良ろしくない。
でも……本当に何もないから大丈夫」
莉奈「良かった……良かった……」
総司は莉奈を抱き締めながら頭を撫でた