未来からの贈り物




総司「敵の為に寿命を縮めたの?」ジト


莉奈「日本の為に……ですよ」ニコッ!


総司「高杉は敵です」


莉奈「今はね?でも、桂さんも、高杉も久坂も……真の過激派ではないんで、大丈夫ですよ」


平助「何でそんな楽観的なんだよ」


莉奈「…………………不安だよ。」


平助•総司「っっっ!!!」


莉奈「絶対なんて保証はない……。
左之が前に言ったこと覚えてる?」


総司「ん?」


莉奈「……………………………。
ヘマしたら……責められる……。
……………………………。
私は……日本のジャンヌダルクか?」


平助「え?」


莉奈「この時代から200年ほど前のフランスの女剣士。

凄いカリスマ性があった彼女は脅威とみなされ……火刑………」


総司・平助「っっっ!!!」


莉奈「ジャンヌダルクのようなカリスマ性があるわけじゃ無いけどね……」


平助「かりすませいって?」


莉奈「…………………。
特定の人物に宿る特別な能力や資質。人々を引きつけたり信服させるある種の人格上の特質や魅力。他とは異なる超自然的、超人間的、非日常的な力や性質がある人の事。」


総司「天女………」


莉奈「そう言うこと………。」


平助「切腹かっっっ!!!」


莉奈「いや……公開斬首……晒し首。
かな………」


総司「やっぱり……やめてくれない?
普通のオナゴとして……生きてよ」


莉奈「途中で投げ出す事は出来ません。
それこそ暗殺されます」


総司「…………………莉奈………」


莉奈「……………………………。」


平助「守るよ……。お前の事………」


莉奈「マジでお願い………。平助…。」


平助「絶対守ってやるからな……」


莉奈「どんな理由があっても私を守って……。魁先生!」


総司「恋仲はこっち!!!」


平助「莉奈……。ずっと着いててやるからな」


莉奈「平助………」


平助「莉奈………」


総司「ちょっとスミマセンネ〜〜〜」


莉奈と平助の間に無理矢理入る総司。


平助「ちょっ!総司!今莉奈と話してるの!!!」


総司「危ない所でした」


莉奈「やきもち妬きぃ〜〜〜」クスクス






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