未来からの贈り物
スパンッ!
土方「これは暗殺だ。誰にも知られるな!良いか! 副長命令だっっっ!!!」
莉奈「……………………………。はい」
総司「莉奈…そんなに思い詰めないで」
莉奈「ん……………………………。」
総司「大丈夫?」
総司は後ろから莉奈を抱き締めた
莉奈「ん……………………………。」
平助「とりあえず寝ようぜ!俺莉奈の隣ぃ〜〜〜〜〜〜!!!」
左之「ほ〜〜〜〜〜〜ぅ。
平助……。お前は寝相悪いから隅だ!!!莉奈の隣はおーれっ!」
新八「左之!俺と言うものがありながら莉奈と寝ようってか?許すまじ!!!」
総司「莉奈は隅。そして……僕と寝るから、どっちみち左之さん達は隣にはなれないよ?」
一「蝋燭消すぞ」
……………………………
平助「莉ぃ〜奈! ふふふふふふふ」
左之「平ちゃんが可愛い………」
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夕方まで寝て、起きると誰も居なかった
布団は出しっ放し……
莉奈は部屋を出ると土方の部屋から話し声が聞こえた
莉奈は縁側に座って聞いていた
慶喜「岩倉一派を暗殺したのは新選組だな?」
幹部「……………………………。」
慶喜「暫定と受け取るぞ。まぁいい。どちらにせよ幕府が殺るつもりだったしな? ただ、俺の内に秘めておく。
奴らは博徒とのイザコザに巻き込まれた。分かったか?新選組は奇襲に遭い、片付けに奔走していた。他言無用だ。
分かったな? 莉奈。 入れ」
莉奈「(ビクッ!)」
スーーーーーー
莉奈「はい」
慶喜「座れ。大丈夫か」
莉奈「はい」
慶喜「此処にはもう住めない。不動堂村に移れ。まだ完全じゃないが大体は完成だ。明日から準備を始めろ。この屯所は修理して八木に返上する」
近藤「有り難き幸せ」
莉奈「……………………………。」
山南「莉奈……?」
莉奈「はい」
山南「顔色が悪い。大丈夫ですか?」
莉奈「そうですか?大丈夫ですよ?」
土方「何があった」
莉奈「いえ。変わったことは特に何も……」
土方は総司を見た
総司「……………………………。」
土方「明日から屯所移転の準備だ。今日は台所が使えねぇ。廓行くぞ」
左之・新八・平助
「しゃあ〜〜〜〜〜〜!!!」