未来からの贈り物



十二、三歳位の女の子が総司に抱き付いた


ムカッ!!


ん? 私は何を子供相手にヤキモチ妬いてんだ。 はぁ〜〜〜〜〜〜……。


あーーーーーー!!! 総司と手を繋いだっっっ!!!


莉奈「はぁ〜〜〜〜〜〜………」


莉奈は嫉妬してる自分に呆れて膝に顔を埋めた


総司「どうした?具合悪い? 骨がくっ付いてないんだから丸まったらダメだよ」


莉奈「いえ………。何もありません。具合も悪くない。体は大丈夫です」


総司「記憶が戻りそう……とか?」


莉奈「いぇ。」


総司「じゃあどうしたの?」ニコッ!


あぁ……。その笑顔はいけません!!


莉奈「はぁ〜〜〜〜〜〜………」


また膝に顔を埋めた


総司「……………………………。
ごめん!莉奈の調子がよく無いから今日はここまで!!!」


「えーーーーーー!!!まだ遊び始めたばかりやぁ!!!」


ぎゅーーーーーーー!!!


総司「ふふ。また直ぐ来るから……」ナデナデ


あぁ……私は何てみにくい子なんだ…


「莉奈ねぇ……はょ良くなって遊んでな?」


ジワワワワ


莉奈は女の子を思わず抱き締めた


莉奈「ごめん……ごめん……」

ポツポツポツポツ


こんな子供にヤキモチ妬いて……。
最低だっっっ!!! 私。。。


「莉奈ねぇ……泣いてはるの? 痛いん?大丈夫なん?」ナデナデナデナデ


ギューーーーーー!!!


莉奈「心が……痛い……うぅ……」


「心の臓が痛いんか?お医者呼んで来よか?ネネが一緒にいたげる」ナデナデ


莉奈「ううん?ネネが優し過ぎて心の臓がギューってなったの。嬉しかったの。ありがとう。 総司と遊んどいで?」


総司「莉奈……。大丈夫?
僕も疲れたから一回休みーーー!!
次鬼が全部捕まえたら呼びに来て?」


「分かったーーーーーー!!!」



……………………………




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