未来からの贈り物
総司は立ち上がり莉奈を見下ろした
チュッ!
莉奈「っっっ!!!」
総司「怒った?」
莉奈「驚いた……」
総司「もう一度しても良い?」
莉奈「ははははははは。照れる〜」
チュッ!
総司「ご馳走様!じゃ、もう少し遊んで来る」
総司とはいっぱいkissしてたんだろうなぁ〜。 緊張した………
kissか……。悪くない。
いや……寧ろ好き。
心臓鷲掴みだな………。
ーーーーーーーーーーーー
総司「そろそろ夕餉だ。皆も帰りな?」
「またなぁーーーーーー」
「莉奈もはょ治して遊んでな?」
「莉奈またなぁーーーーーー!!!」
莉奈「うん!早く治すよ!遊ぶの楽しみにしてるねーーーーーー!!!」
子供達を見送って総司と莉奈も歩き始めた
手を繋いで………。
夕焼け……凄く綺麗………。
総司「どうしたの?」
莉奈「夕日が綺麗だなって………」
総司「ふふ……!莉奈らしい」
莉奈「そうなの?」
総司「景色見ては綺麗だね。綺麗だねっていつも言ってた」
総司は手を離し、肩に手を回した
莉奈「(バクバクバクバクバクバク)」
総司「思い出して欲しいけど……思い出して欲しくない」
莉奈「……………………………。」
総司「私の事だけ思い出してくれれば良いのに………」
莉奈「(バクバクバクバクバクバク)」
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土方「どこ行ってたっっっ!!!」
門前で寄っかかって眉間に皺を寄せている
莉奈「っっっ!!!壬生寺です……」
土方「体が治ってねぇのに連れ出してんじゃねぇっっっ!!!」
莉奈「(ビクーーーーーー!!!)」
総司「境内にずっと座ってたし…門限遅れてないし……。何で怒られるのか分かりませ〜〜ん」
土方「莉奈の骨を折ったのは何処のどいつだ!!!」
総司「結果生き返ったんですから良いじゃないですかぁ〜〜〜」
土方「治るまで寝かせとけっっっ!!」
総司「たまには息抜きも必要ですよ!」
土方「治ってからにしろっっっ!!!」
総司「知れば迷い知らねば迷わぬ土方歳三」
バシッ!
莉奈「ん?」
土方「飯食うぞっっっ!!!」
総司はケタケタ笑ってる
仲が良い兄弟みたい………
莉奈「ふふふ」
土方「何がおかしいっっっ!!!」
莉奈「すっ!すみません!仲が良い兄弟みたいだなって微笑ましかったので!!!」
土方・総司「………………………。」
莉奈「わわわわ……何か不味いこと言っちゃいました?」
土方「いや……何もねぇよ」
総司「前に莉奈にも似たようなこと言われただけですよ」