未来からの贈り物
莉奈「慶喜。新撰組は松平容保お膝元だよね?でも、実際あんたの部下みたいだね……」
慶喜「お前が俺を好いて好いて好いて好いて好い……」
莉奈「失礼します」
幹部「ふっ!」
慶喜「今笑ったのは誰だ」
馬に跨る私達に詰め寄る慶喜
莉奈「じゃあ……十日後」
慶喜「莉奈。ちょっと……」
手招きする慶喜に莉奈は馬から乗り出した
莉奈「ん?」
ちゅっ!
全「っっっ!!!」
莉奈「死にたい?」
慶喜「結構だ。行けっ!」
慶喜は宗次郎くんのお尻を叩いた
かけて行く宗次郎君に続き、みんなも会釈して駆け出した
莉奈「十日後!一橋慶喜を海に沈めることを誓いますっっっ!!!」
慶喜「ククククククク。これが莉奈だ」
門番「莉奈殿の記憶が戻られたのですかっっっ!!!」
慶喜「あぁ………」
慶喜はケタケタ笑いながら御所に入って行った
……………………………
門番「また賑やかになるな」
門番「あぁ」
ーーーーーーーーーーーー
帰って直ぐに緊急幹部会が開かれた
近藤「十日後に横浜港へ同盟を組みに行く。俺、土方、総司、莉奈の他に二十名ほど連れて行こうと思うが、屯所もある。全ての組長は連れて行けん。どうする」
左之「幹部からは俺、新八、平助、一」
新八「あぁ。銃と馬術の指南は連れて行けねぇ。平隊士に叩き込んで欲しいんでな」
山南「私も行きます」
近藤「山南くんには、局長代理をしてもらおうと思ったんだが……」
山南「局長代理は伊東さんで宜しいのでは?」
莉奈「駄目。山南さんが行くなら島田さんが代理」
幹部「はぁ〜〜〜〜〜〜⁉︎」
莉奈「恐らく素手なら彼が一番最強。
烝と、残りの局長で脱走を抑えて。」
源「私も行きたいのですが」
武田「私も」
谷「私も」
土方「そんなに幹部は連れて行けねぇ」
莉奈「慶喜も来るから武田 観柳斎は無理。谷さんは槍の指南だから無理。源さんも本当は置いていきたいんです。
あなたは温和ですが怒るとみんな黙りますからね」
源「制圧か?」
莉奈「はい。でも、あなたは近藤さんに忠実ですから…。近藤さんと土方さんの補佐をお願いします」
土方「組長不在の組は伍長を付ける」
近藤、山南、土方。
組長からは
総司、新八、平助、左之、源さん、
平隊士から
一番組
島田さんを組長代理にしたから
観察は烝