未来からの贈り物
ポツポツポツポツポツポツ
降り始まった…………………。
梅「なんやの?」
莉奈「あなたを…もっと知りたかった」
梅「これから毎日来てしまうよ?」クスッ!
莉奈「そうどすなぁ〜〜。毎日会いたいなぁ〜」
梅「京言葉……下手やなぁ〜」クスクス
莉奈「今日初めて聞いたんです。上品で良いですね?」
方言フェチの莉奈には梅の喋り方がたまらない。。。 大阪弁とか……かっこよ過ぎ。
梅「面白い子やねぇ……………。」
莉奈「そうどすかぁ? お梅はんのがよっぽど面白いと……」
梅「何やて?」
っっっ!!! 極妻並みの低い声に硬直した莉奈…………………。
梅「クスクス。面白いわぁ」
莉奈「…………………お梅さんは…カッコイイですね?」
梅「そんなん言われても嬉しないよ?」
莉奈「生き方が………。人とは違う生き方……。尊敬します」
梅「あんさんもかっこえぇよ?」
莉奈「…………………。嘘吐きは舌を抜きます」
梅「嘘やないよ?天女なんてなりたくてもなれんのに……利用もせんと、皆に馴染もうとしてはる。」
莉奈「っっっ!!! 利用…………」
梅「あんさんも強くてかっこえぇよ?」
天女を……利用する……?強さがあって天女と崇められたら……壬生浪士組を頂点に立たせられる………?
ニヤッ!
梅「何か良からぬ事考えてる目ぇしてはるよ?」
莉奈「ふふふふふふふふふ………」
梅「……………。その雑念消しやぁ。」
莉奈「壬生浪士組の頂点……頂きましたぁ!!!」
梅の眉はヒクヒクしてる
梅「何考えてるん!消しや!消しや!」
バシッ!バシッ!
莉奈「頭を叩くのはやめてください」
「うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
っっっ!!! 始まったっっっ!!!
梅「っっっ!!! うち行くわ!!!」
立ち上がった梅の腕を掴んだ