未来からの贈り物
莉奈「私ね〜? 天女としてこの時代に送られた事……今は誇りに思う。
私にしかできない事を……最期までやりたいの。だから……いざと言う時……私は近藤莉奈としてではなく……天女として行動するから……。だから……止めないで……。私が起こした戦は……私が止める。 キューパーにも言ってあるから………。」
慶喜「……………………………。」
ギューーーーーー!!!
莉奈「苦しいよ? 行くよ〜〜〜」
慶喜の背中をポンポンと叩き、客間に向かった。
……………………………………
土方「早く客間戻れっっっ!!!」ボソ
総司「始めから死ぬつもりだったんだ」
土方「早く戻れっっっ!!!バレる!
話は後でゆっくり聞いてやる!!」ボソ
莉奈の帰りが遅いから迎えに行こうとしていたら二人の声が聞こえ、隠れて盗み聞きしていた二人だった
土方「莉奈にバレたらそれこそ埋められる!!!!!!」
総司「ヤヤコはどうなるの………」
土方「良いからこいっっっ!!!」
土方が総司の首根っこを掴んで走る
土方「今は調印だ。分かったか!!!
こっちに集中しろっ!分かったか!!」
慶喜と莉奈が部屋に入ると
近藤「遅いぞ!!!」
莉奈「一応流れを説明しておきました。
桂さん…高杉…玄瑞…ありがとう」
玄瑞「何故俺だけ名前……」
莉奈「そこはどうでも良い。ありがとうが重要!」
玄瑞「久坂さん。もしくは久坂殿だろ!」
高杉「俺も名前で良い」
莉奈「晋作と玄瑞ね〜〜〜〜〜〜?」
玄瑞「久坂さん!!!」
慶喜「家茂が間も無く来る」
莉奈「孝明天皇も呼んで来る」
スパンッ!
タタタタタタタタタタ
全「騒がしい…………………」
土方「莉奈は死ぬつもりです」
慶喜「聞いてたのか……」
総司「どうするつもりですか」
慶喜「いざと言う時は俺が責任取る」
土方「しかし………」
慶喜「良いんだ」
晋作「どういう事だ」
土方「調印を結んだら話す」
桂「起こると言われている戦の事か?」
玄瑞「あいつが死んだら……」
慶喜「日本を纏める為に自分が犠牲になるんだな………」
総司「莉奈にそんな強さはいらない」
近藤「私の娘だ。私が責任取る」
土方「あんたは組があるから駄目だ。
俺が責任取る」
山南「土方君も組には必要だ。私が…」
全「……………………………。」
スパンッ!