未来からの贈り物
莉奈「あぁ。そうですか……。か弱い私を一人で行かせ、コテンパンにやられても良いんですね?」
土方「……………………………。
お前は一人でも十分生きていける!!」
莉奈「無理ですよ!もっともっと強くなりたい」
総司「私も行きますから……」
山南「免許はあるに超したことはない」
土方「山南さんまでやめてくれ!!!」
莉奈「まぁ…。話が逸れましたが……、
孝明天皇が民に言った時点で開戦です」
天皇「一先ず洗い出しが終わり、おおよその数が分かったら民に言う」
慶喜「体に気を付けろよ」
莉奈「……………………………。」
晋作「どうした。莉奈」
莉奈「いや………。何も……………。」
総司「顔色が悪いよ?大丈夫?」
莉奈「うん…………。」
慶喜「では……、洗い出しを待つとするか……。稽古はしっかり付けとけ。
長州勢。銃は……」
桂「旧式ならあります」
家茂「取り敢えず百丁持って行け」
桂「有り難き幸せ」
慶喜「新選組に稽古を付けてもらえ」
晋作・玄瑞「はっ!」
慶喜「では……解散っっっ!!!」
莉奈は一目散に部屋を飛び出した。
追いかけて来た近藤さん、土方、総司、慶喜
ガシッ!
土方「何だ」
莉奈「何も……気持ち悪い……。厠………」
バッ!
土方が手を離すと莉奈は厠へ飛び込んだ
近藤「…………………ヤヤコじゃないよな…………………」
総司「この二ヶ月は無いのであり得ません」
土方「…………………。つ〜〜事は……俺の子か…………………」
ゲシッ!
後ろから慶喜と総司から蹴りを食らい、庭に落ちる土方。
土方「……………………………。
洒落にならん…………………。」
慶喜・総司「こっちの台詞だっっっ!!!」
総司は駆け出し、厠の戸を叩く
総司「莉奈ぁ?大丈夫?」
莉奈「やっぱりまだ疲れてんじゃん!!休みたいよ〜〜〜〜〜〜!!!」
総司「元気そうで何より…………。
此処で待ってるから」
莉奈「うん。ありがとう」
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