未来からの贈り物
祝言




そのまま御所で準備が行われた


総司と莉奈の祝言


前代未聞、天皇取り仕切りの祝言だ


私のワガママにより、バージンロードを近藤さんと歩き、総司とバトンタッチされた


そこからは伝統的な式が行われ、最後に指輪の交換…………………


これ以上の幸せはない


皆から祝福され、晴れて沖田となった。


その後の宴会も盛大に行われ、夜に総司と莉奈は近くの宿に泊まった


莉奈「不束者ですが、末長く宜しくお願い致します」


三つ指ついてご挨拶をした莉奈


総司「幸せな家庭を……。無条件で人を愛せる世に……。莉奈の笑顔は私が守ります。私の笑顔はあなたが守って下さい。 早く莉奈に似た可愛いヤヤコが見たい」


莉奈「私も早く総司に似た子供を産んで、抱かせてあげたいです。

二人で……生きましょうね」


総司「どうか死なないで。私の所に戻って来てください」


莉奈「はい。 総司も……。
人生で一番幸せです。沖田莉奈として戦える事を誇りに思います」


総司「僕の妻だ…………………。
本当に幸せだ…………………。」


どちらともなくkissをして抱き合った。


久々に朝まで二人きりの時を過ごした



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夕方。屯所に戻り、皆でまたワイワイとお酒を嗜んだ。


明日から戦。



皆も嗜む程度でお開きとなった


総司「莉奈……。もう寝よう?」


莉奈「うん。明日から戦だね。
頑張ろうね!!!」


総司「それが終わったら……漸くヤヤコとご対面だ」


莉奈「あのフワフワで小さな手足……。
想像しただけでキュンってなる」


総司「平助じゃないよね………」


莉奈「夢を壊さないで」ジト


総司「ふふっ!冗談! 莉奈の子供だから黄金色の髪の子が産まれるのかな?」


莉奈「違うよ?元々私も黒髪だから」


総司「そうなの?」


莉奈「うん。だから、子供の髪は黒!目はどっちに似ても大きいね!」


総司「肌も白い」


莉奈「凄く可愛いだろうね〜〜〜」


総司「何人産んでも美男美女は間違いないね」


莉奈「親馬鹿だよね。まだお腹にもいないのに……」


総司「まだ出来てもいない子供達をこんなにも想っているんだから子供達は幸せ者だよ」


莉奈「うん。そうだね!」




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