未来からの贈り物




烝「莉奈……。お前の仕事は泣く事じゃ無い……。国を守る事。国を纏めること……。お前に着いて行く仲間を信じろ」


莉奈「……………………………。」


莉奈は涙を拭いて言った


莉奈「大阪弁でお願いします……」


烝「ふっ! 仕事中は大阪弁は使わんのやっっっ!!! お前に着いて来る仲間を信じたり〜! お前にしか出来んこと…しっかりせぇやぁ!!!」


莉奈「(ニヤッ!)御意っっっ!!!
ありがとう!烝っっっ!!!」


伊藤一派は腹を切ることなく去って行った


平助を見ると、唇を噛み締めて、悔しさを露わにしていた


莉奈「平助………。

……………………………………。

♪〜〜〜〜〜〜♪〜〜〜〜〜〜」



全「………………………………。」



近藤「俺をまだ仲間だと思う奴は付いて来いっっっ!!! 来る物は拒まず、去る者は追わんっっっ!!!


俺をまだ仲間だと思っているなら……
俺も前らを死ぬまで仲間だと信じる!

誠の旗に誓ってなっっっ!!!」




全「おぉーーーーーーーーー!!!」




ーーーーーーーーーーーー




暫くすると、攘夷軍団が表れた


「攘夷こそ日本の誠だっっっ!!!」


「我々は死しても尚!攘夷を称える!」


慶喜「縄に掛かれっっっ!!! さもないと斬り伏せるっっっ!!!」


「斬るが良い」


「死は恐れぬっっっ!!!」


スッ! スッ! スッ! スッ! スッ!


攘夷が抜刀したのを確認し、新選組も抜刀した


居合いが得意な莉奈と一も、ひしめき合っている場所では居合いは出来ないので抜刀した


慶喜「行けーーーーーー!!!
出来るだけ殺さずに捕縛っっっ!!!」


莉奈は防御の為だけに抜刀していた。


剣には剣を…………………。


そして相手の隙を見計らい、柔術でねじ伏せた


直ぐに縄で縛り上げ、幕府軍に引き渡した


辺りを見回すと……捕縛の方が少ない。



莉奈「捕縛してっっっ!!!」


莉奈も数人柔術でネジ上げ、捕縛……。


土方「莉奈っっっ!!! 情けを掛けるなっっっ!!!」



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