未来からの贈り物
土方「何だ?莉奈は総司を好いてんのか?」
莉奈「ゲラゲラゲラゲラ
はぁ〜〜〜〜〜〜あ……」
総司「え……。何が面白かったの?」
土方「…………………何だお前……」
莉奈「まだ…こっちに来て間もないのに……愛だの恋だの考える暇も無かったし……余裕もない。だけど……この先、もし好きな人が出来たとしたら……私一人を好きでいてくれる人じゃないと無理です。私もその人だけを想っていたいし」
総司「ゲラゲラゲラゲラ。土方さんは全然駄目じゃないですかっっっ!!!」
土方「知ってるっっっ!!!俺はもう断られてる!!!」
総司「っっっ!!! 本当ですか!!!
土方……さんがぁ?」
莉奈「数多くの一人にはなりたくないんですよ」
総司「…………………そう…なんだ」
莉奈「今はこのままが良い……。
みんなといて凄く幸せだから」ニコッ!
土・総「…………………………。」
莉奈「何か………」
総司「莉奈……行き遅れてるのに……」
莉奈「失礼ですね! 私の時代では30過ぎてから祝言挙げる人も少なくないですよ?」
土方「………………お前はそんなにお年寄りになるまで一人でいるつもりか?」
莉奈「………私も女ですからね?子供が産める迄には祝言挙げたいな」ニコッ!
土方「じゃあ早急に………」
莉奈「30までに出来そうも無かったらどっちか貰って下さい……」
土方「…………………。妥協かよっ!」
莉奈「諦めですかね………」
総司「いいよ。貰ってあげるよ。仕方ない」ケラケラケラケラ
莉奈「ふふふ……どぅも……」
土方「生きてたらな………」
総・莉「そうだね…………」
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