未来からの贈り物

終焉

門外で戦いが始まった



土方「伊東甲子太郎っっっ！！！」


伊東「お久しぶりです。新選組の皆さん」


土方「何やってんだ！！！てめぇは！」


伊東「我々は攘夷です。最期まで……
日本国の誇りを忘れないっっっ！！！」


近藤「あなたには………失望しました」


伊東「失望？…………………それは、
私の台詞です。新選組に入ったのは、尊皇攘夷を掲げていたからです」


近藤「今あなたがしていることは、尊皇ではなく反乱でしょうっっっ！！！」


伊東「莉奈が壊した世を直すのです」


官軍「っっっ！！！」


伊東「莉奈さえいなければ…………

この世は安泰でした…………………。

莉奈はこの世に必要ありません！！！

大分史実を曲げたんでしょう？彼女は」


慶喜「いや……。少し早まっただけで曲がっちゃいねぇ……」


伊東「では………この戦は……史実通りですか？」


慶喜「そうだ」


伊東「戦の名は………」


土方「（史実で次の戦は鳥羽伏見の戦い……その次は…………………）

戊辰戦争だっっっ！！！」


伊東「ほぉ〜〜〜〜ぅ………。では……どちらが勝ちましたか？」


土方「官軍に決まってるだろっっっ！！！ てめぇが指揮官じゃねぇがな！！
てめぇも史実曲げてんじゃねぇか！！」


伊東「それも莉奈のせいでしょう……」


左之「早く降伏しろ……莉奈は関係ねぇ………」


伊東「岩倉具視暗殺………」


桂・晋作・玄瑞「っっっ！！！」


土方「なんの事だ」


伊東「莉奈の仕業ですよね……？毒を盛られ、死んだのですよね………」


土方「武田…………………」


武田「……………………………。」


晋作「伊藤を殺したのは……てめぇか！沖田ぁ〜〜〜！！！」

伊藤博文は晋作の幼馴染……。吉田栄太郎も………。


総司「違いますよ」


慶喜「岩倉具視一派が先に屯所を襲撃したんだ」


松原「伊藤博文を殺したのは武田さんです。私の隣に居ましたからね。あなたは……。それに、莉奈は……岩倉具視だけを殺すと言いました。岩倉具視の手下であった子供達は新選組が引き取ったんですよ？高杉さん………。」


鉄「俺を助けたのは……莉奈だ！！！
伊藤さんは岩倉に暗殺を沢山やらされてたんだっっっ！！！」