未来からの贈り物
莉奈『戦……。長々とお疲れ様でしたーーーー!!!』
全「っっっ!!! えぇーーーー!!!」
莉奈『やっぱり……死んじゃったか………私…………。 生きてたらこのフォルダは消そうと思ってたの!ふふ。
でも………後悔してないよ〜〜〜?
私、みんなに出会えて、幸せ過ぎたから………。だから……泣かないでよ?
特に総司っっっ!!!
死にたくて死んだんじゃないんだからねーーー!!!
総司? 腐ってたら迎えに行かないよ?
ちゃんと巡察して……沢山食べて……よく寝て?
目の下にクマ作って、ボーーーーーっとしてたら……もう腐り始めてるよ?』
土方「…………………だそうだ……」
莉奈『たまに……文送るから………。
元気にしててね? 生涯独身を通した可哀想なおじいちゃんは……私が迎えに行ってあげるから……心配しないで?
一人じゃないよ? ってな事で……。
みんなに……プレゼントがあります!
数々の隠し撮り写真です!
あ……。プレゼントは贈り物。写真はほとがらです』
画像に切り替わる…………………
出会ってから御所の戦まで………
莫大な数の画像……圧縮して収めたのだ
戦は屋根の上から動画を撮っていた
そして……ドッキリ………
お化けに扮した莉奈がデジカメを固定し、お風呂の前で皆を待つ
莉奈『クスクスクスクスクス……』
逃げた幹部……。父を倒す莉奈……山南さんも、源さんも………倒す
時が現れ、慶喜が手を伸ばすと時を突き抜け、莉奈の胸倉を掴んで背負い投げ!
幹部「(ワナワナワナワナワナワナ)」
莉奈『いったぁーーーーーー!!!』
慶喜『莉奈か?』
莉奈『何のことやら………』
そして…カメラを忘れて逃げ出す莉奈
時『莉奈は間も無く死にます。守りたいと思ってます』
……………………………………
12月24日……皆が寝静まってから、一人一人寝顔を動画に収めた
そして…………
莉奈は庭に出て自分にカメラを向ける
莉奈『私は……年を越えられない気がする………。 終戦を一緒に喜びたかったな………。 死にたくない………。
でも……幹部から離れたくない……。
総司から離れたくない………。もう待つのは嫌……。 どうせ死ぬなら皆と一緒にいる時に死にたい………』