未来からの贈り物




総司がお勇の口を塞ぐ


土方は総司の手を取る


土方「莉奈は何だって?」


お勇「莉奈の髪の毛は…」


総司・莉奈「わぁーーーーーー!!!」


古株「煩いっっっ!!!」


新八「お勇、何?もう一回言って?」


お勇「莉奈の髪の毛は………」


総司・莉奈「わぁーーーーーー!!!」


莉奈「お勇?言っちゃダメ!!!分かった?」


お勇「おっけ」


平助「莉奈の髪の毛はどうなんだよ。総司………」


総司「さぁ………」


莉奈「ご飯にしようっっっ!!!」


総司「そうだね!」


莉奈「お勇。莉奈の事はみんなに話しちゃ駄目だよ?莉奈悲しくてないちゃうから。。。泣いたら雨が降っちゃうからママが帰って来れなくなっちゃうよ?」


お勇「おっけ」


莉奈「総司……手伝って?」


総司「うん。お勇。言わなかったらお団子買ってあげる」


お勇「おっけ」


二人は台所へ向かった


平助「莉奈の乳は?」


お勇「ママより小さい」


左之「髪の毛は?」


お勇「あんまりない」


新八「…………………なるほど……」


左之「一つ学んだな」


お勇「お乳はママより小さいけど、ママよりやわらかくて気持ち良いの」ニコッ!


古株「……………………………。
素晴らしいっっっ!!!」


子供は残酷だ……。包み隠さず正直に答えるのだ


平助「莉奈の何処が好き?」


お勇「優しくて可愛くていっぱいチューしてくれるしいっぱいギューしてくれる」


左之「通訳してくれ」


平助「俺にも分からねぇ………」


土方「お勇、チューは何だ?」


お勇は土方にチューした


土方「ふっ! なるほど……。ギューは?」


お勇は土方にギューした


土方「ふっ! ありがとさん!!!」ナデナデ


お勇は得意げに微笑む



……………………………………



ご飯中


平助「莉奈。チューして……」


莉奈「はぁ?」


新八「ギューでも良い」


莉奈「何言ってんの?」


一「お勇に莉奈の何処が好きかと聞いたんだ。 優しくて可愛くて沢山チューとギューをしてくれる所なんだと……」


莉奈「お勇…………チューして」


チュー


全「っっっ!!! 可愛いっっっ!!!」


莉奈「ねっ!お勇は可愛い!!!
大好きっっっ!!!」ギューーー!!!


土方「お前が可愛いだろっっっ!!!」


総司「うん。二人とも可愛い……。
早くヤヤコが欲しい」ニコッ!


お勇「ヤヤコ?お勇も欲しい!!!」


皆は苦笑い……。近藤さんとの間にもう一人出来る事はないだろう………


莉奈はお勇に残りのご飯を食べさせた


平助「莉奈……チューして!!!」


莉奈「……………………………。」




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