未来からの贈り物



部屋にて………

莉奈「どんなに暑くても苦しくてもマスクは絶対外さないでよ!!! 厠掃除してる恋仲とは寝ませんよ?」


総司「島原や甘味処は…………」


莉奈「っっっ!!! 島原……行ってるの?」


総司「幹部会とか宴の時は仕方ないでしょ?」


莉奈「一人では……行ってない?」


総司「莉奈がいるのに? クスッ!僕はそんな男じゃないよ?」


莉奈「本当は屯所から一歩出たら外して欲しくないなぁ。だって総司は格好良いから…。他の女の子に見られたくない」


総司「分かった。甘味処では食べない。買って来て屯所で食べるから……」


莉奈「斬り合いで息苦しくなっても取らないでね………」

総司の頬に手を添えた


総司「大丈夫。僕は莉奈しか見えてない」


莉奈「愛してるよ。そーじろーくん!」


総司「僕も愛してるよ。…………。諱…何て言うの?」


莉奈「未来には諱はないんだよ?私は産まれた時から莉奈です。因みに……莉奈とは……可愛らしいとか愛らしいと言う意味で…皆から愛される可愛らしい子になるように………と………。」


総司「そうなんだ。莉奈に合ってて凄く良いね?

愛してる。莉奈! 御守りありがとう!

いつの間に作ってたの?」


莉奈「クスッ! マスクを作ってる間に……」


総司「知らなかった………」


莉奈「良かった。渡す前にバレたくなかったから……」ニコッ!


ギューーーーーーーーー!!!


総司「愛おしい……………。凄く」


莉奈「私も……………」




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怪我も治り、久々の甘い時を過ごした二人…………



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