未来からの贈り物
左之と新八がボロボロになった所で……
莉奈起床
莉奈「……………………………。
何で畳が捲れてんの?」
土方「さぁ……………。」
莉奈「何で左之と新八が……汚くなってんの?」
土方「知らねぇ……………。」
総司「莉奈…おはよう。お酒抜けた?」
莉奈「………………。頭が重い。怠い」
総司「クスクス……。また夜も石田散薬飲むし、明日の朝も飲むからね……。暫く酒が入ったままだね………」
土方「部屋片付けて出ろ!!!莉奈は風呂上がりに石田散薬と熱燗持って行くから酒抜いとけよ?」
莉奈「どうやって?」
土方「水飲め!水!」
莉奈「はぁ〜〜〜い………。」
平助「しっかし莉奈……汚ぇ顔だな。」
莉奈「総司君に言ってください!酔い醒ましに稽古しますか?」
新八「余計酒が回る!暫く休め!」
左之「小岩さん……可愛いですね」
莉奈「光栄です」ニコッ!
イテテテテ………………。
土方「ちゃんと冷やしとけよ?」
莉奈「はい」
総司「布団しまうから出て」
莉奈「自分で出来るよ………」
総司「良いから座ってな……。小岩さんにしたのは僕ですし………」
莉奈「そうですね…ではお願いします」
総司「…………………………はい。」
莉奈「土方さん…お世話になりました」
土方「あぁ……」
ビタンッ!!!!
部屋を出ようとして、微妙に浮いていた畳に躓いた。
莉奈「(プルプルプルプルプルプル)」
全「……………………………。」
暫く悶絶した後、頭を上げると
ツツツーーーーーー ポタポタ……
総司は慌ててそこいら辺に落ちてた濡れ手拭いで鼻を抑えた
鼻の頭もガッツリ擦りむいた………。