付き合っちゃう⁇
週に1度は夜を彼と過ごして彼の部屋から出勤し自宅に戻るとう生活が習慣化している。
今朝のように彼はよく急に呼び出されて私に鍵を渡し出かける。
あの部屋はなぜか自分の部屋のように快適だ。
彼が出かけた後、私はシャワーを浴び、朝食を作り、食べて、片付け、常に一着以上は置いてある服に着替え、ポストに鍵を入れて出勤する。
よく会うご近所さんにはきっと彼女だと思われているであろう。
というか私物まで部屋に置いてあるのに恋人ではないと言うのは自分でもおかしいと思うけど楽でいい。
ートントン
「奈美、ちょっといいか」
「どうぞ」
そう言うと父が部屋に入ってきた。