付き合っちゃう⁇
30分後…
「…あり得ない」
勢いで、最後まで狭いソファーの上で遂げてしまった。
「そういや高木は?」
「はぁ?居たらどうするのよ!」
「あいつなら空気読んでそっと消えるだろ」
「予知でも出来るの⁉︎ こうなることを見込んで、そうなる前に帰った訳⁉︎」
「アホかよお前」
私の発言に笑う横顔に少し胸が騒いだ。
高木くんの言うように根本的は悪い人ではないということはとっくに分かっている。
女癖の悪さは目をつぶれば、気も合う方だと思うし、カラダの相性も抜群に良い、この人で良いのかもしれない…
ただ、プライドが邪魔をするのだ。