人形





☆由真side☆




 ・・・は!


 やだ、私ったら。



 いつの間に寝ていたの?



 急いで飛び起きると、お腹ら辺に薄い布団がかけられていた。



 これ、私のベッドの上に置いてあったものだわ。



 一体誰が・・・。







 あ、涼馬くん。


 荷物整理は終わったのかしら?



 少し、見に行ってみましょうか。





「涼馬くん?」



 こっそりのぞくと。






 涼馬くんは元から備え付けられていたベッドに転がって、眠っていた。



 あれ?寝ているわ。






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