美しい桜との約束







弱々しい沖田さんをこれ以上見てられない・・・。


そんな私の気持ちに沖田さんも気付いているはずだ。


毎日毎日





"近藤さんからの手紙は?"





と聞いてくる沖田さん。


そして私はいつも





"忙しいみたいですよ?"





と言い返す。


近藤さんのことは言いたくない。


沖田さんに負担をかけるようなことはしたくはないし。
< 272 / 332 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop