美しい桜との約束
「私からしたらあなたも他人なんだけどな・・・。」
「人様の家で今まで寝かしてもらってた人がそんなこと言えるの?
まぁ僕らも家を貸してもらってる身だけどね。」
え?ここ家だったの?!
ずいぶん古臭いなぁー・・・。
「そ、それは本当にありがとうございます・・・。
でも私さっきまで車に・・・」
「・・・くるま??なにそれ?
てか名前を聞いてるんだけど、答えてくれないわけ?」
え、車を知らない!?!?
まぁこんな家に住んでるんだもんね、もしかしたら山奥の仙人の家なのかもしれない・・・。
「桜井・・・桜井美桜です。」