私が好きなのはキミだけだから。



というわけで、今に至るわけです




「せっかく隣になったんだし……キスでもしとく?」




…………はい?




「いや、え、棗さんどうしたの?」



「学校公認カップルの特権で隣になったんだから、それなりのことはしなきゃーと思ってさ♪」




いやいや、そんな王子様スマイルで言われても困るから!



「え、ちょ、ちょっと待ってよ!」



拒むでいるのになお近づいてくる棗


私の席は窓側だから下がるにも限界があるんであって……



これ以上下がれないよ……!


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