私が好きなのはキミだけだから。
「めいー!このシーサー可愛くない?」
梨花に呼ばれた方を見ると、梨花と玲くんが2人で置物のショップを見ていた
なんか……恋人同士みたい
そう思ったら、なんだか笑えてきてしまった
「今行くー!」
梨花たちの方へ行こうとしたとき、
ドンッ
誰かと肩がぶつかってしまった
棗が支えてくれたから大丈夫だったけど…
「すみませ……」
ぶつかった相手の顔を見て、心臓が止まるかと思った
相手も目を見開いて驚いている
「……めい?」
その相手は……
「大翔……」